ベトナムとタイはどちらが仕事が大変?両国勤務経験者が違いを紹介!

ベトナムとタイはどちらが仕事が大変?両国勤務経験者が違いを紹介!ベトナム(海外)で仕事

タイは昔からビジネスの場として知られていましたが、ベトナムはここ数年の出来事。そこで、今回は両国で働いた経験がある筆者が、タイ(バンコク)とベトナム(ホーチミン・ハノイ)で働く場合、どちらが大変か、おすすめかを比較してご紹介します。

タイとベトナムの仕事比較その1:働きやすさはタイ(バンコク)に軍配

タイとベトナムの仕事比較その1:働きやすさはタイ(バンコク)に軍配

まずはタイとベトナムはどちらが働きやすいのかをご紹介。結果から言うと、日本の社会で勤務経験がある方にとっては、タイの方が働きやすいと言えます。その理由は下記となります。

1.タイは仕事上での団結力を大切にする
2.ベトナムに駐在する日本人は1人か2人なので、いざというときの仲間がいない
3.ベトナム人は何よりも給料を重要視するので、離職率が高いため、仕事がはかどらない
4.ベトナムの支店は往々にして小規模のため、日本人にかける福利厚生が手薄い
5.タイは市場が大きいため、日系企業も多く進出していて営業がしやすい

タイとベトナムの仕事比較その2:仕事が大変なのは間違いなくタイ(バンコク)!

ベトナムとタイはどちらが仕事が大変?両国勤務経験者が違いを紹介!

では、働きやすさでいうと、タイは比較的日本にいるときと変わらない日常をおくることができます(良くも悪くも)。ですので、外国で働くという余計なストレスはそれほどたまりません。

しかし、働きやすくても、それと同時に大変でもあります。バンコクに進出している日系企業は数千とありますし、営業エリアも非常に広いです。車で2時間弱かけて行く観光地で有名なアユタヤも、ビジネスマンにとっては日系企業が多くあるビジネスエリアの1つにすぎません。高速や車代がかかるため、会社は経費削減のため「複数の企業にまとめてアポとれ」といってきます。もちろん同日に複数会社のアポ&スケジュールをつくるのはかなり大変です。

タイとベトナムの仕事比較その3:タイ(バンコク)の方がしっかりと組織化されていて、ベトナムはゆるい!

こちらも人によってどちらが好みか分かれますね。タイにある日系企業はある程度成長しているので、数十人の従業員を抱えているところがほとんど。その一員になったからには、毎朝定時出社は当たり前ですし、朝礼、会議などもあります。

一方、ベトナムは日本人1人にベトナム人従業員が1~10人程度のところが多いため組織化というよりは単なる内輪。また、ベトナム人は頻繁に遅刻するので、最初は逐一怒っても、だんだんとそこで働く日本人もゆるくなってきます。

タイとベトナムの仕事比較その4:タイは土日休み。ベトナムは土曜は半日出社。祝日はタイが多い。

タイとベトナムの仕事比較その4:タイは土日休み。ベトナムは土曜は半日出社

勤務時間はタイは9時~18時、ベトナムは8時~17時と1時間ベトナムの方が早く出社しますが、いずれも休憩1時間挟んだ8時間労働となります。

ただし、違いは土日休み。タイ(バンコク)の一般職(日系企業)では、土日祝の休みが多く、週休2日となります。しかし、ベトナムは土曜は午前中の半日勤務となります。日系企業のほとんどは土曜半日、もしくは隔週で土曜休みとなり、毎週土日(週休2日)を保証してくれる企業は滅多にありません。ただし、タイもタイ系企業や工場などは週休1日です。

また、タイの祝日は年間23日程度ありますが、ベトナムは旧正月期間が10日前後あるほかは、4月に2日間、5月に1日、9月に1日のみとなります。

タイとベトナムの仕事比較その5:東南アジア(異国)で働いている感があるのは間違いなくベトナム!

タイとベトナムの仕事比較その5:東南アジア(異国)で働いている感があるのは間違いなくベトナム!

タイのバンコクで働いていたときは、正直言うと「日本で働いているのとあまり変わらないなあ」と強く感じていました。サービス残業もありますし、日本人の上司に怒られることもありますし、タイ人に見下されることもあります。

一方ベトナムは日本の会社体質とは勝手が違いますし、ベトナム人はかなりフレンドリー。退社時間が17時なので、帰社後は従業員と一緒に大衆居酒屋に飲みに行ったり、フットサルをしたりもします。「日本で働いている社畜ども、うらやましいだろ!」と密かな優越感に浸ることができるのは、間違いなくベトナムです(笑)

タイとベトナムの仕事比較その6:給料はどっこいどっこい

タイとベトナムの仕事比較その6:給料はどっこいどっこい

タイのバンコクで働く人の平均給料は20万ちょっと。建築やIT、技術といった専門職は30万を超えることも普通にあります。
一方ベトナムは営業職で15万~20万。20万もらえるためには、ある程度の海外勤務経験や語学スキルが必要かもしれません。

ただし、ベトナムはタイよりも物価が安いので、ベトナム人と似たような水準で生活するのであれば、タイよりも生活費はかかりません。それを鑑みると、給料格差はほとんどないといえます。タイからベトナムに出向にきた日本人管理職が、ホーチミンで現地採用を募集する際、決まって言うのが、「ベトナムに住む日本人は給料意外と高いんだよな」というもの。

タイとベトナムの仕事比較その7:海外勤務未経験者は、タイで働く場合、条件面がちょっときびしいかも

タイとベトナムの仕事比較その7:海外勤務未経験者は、タイで働く場合、条件面がちょっときびしいかも

現在タイのバンコクは日系企業、従業員数ともにある程度飽和状態となっています。そのため、各企業は数年前と比べると、求人条件が厳しくなっている印象をうけます。
例えば、「タイ語コミュニケーションレベル、もしくは英語ビジネスレベル」、「タイでの勤務経験3年以上」といった募集条件をよく目にします。いずれも初めて海外移住&海外勤務を夢見ている人にとっては、条件を達成することはできませんね。

一方ベトナムは「やるきある人募集」、「長く働ける人」といったアルバイトの募集条件でよくみる条件が多いです。ただし、「若手育成のため20代まで」、「30代前半までの女性」といった年齢制限や性別制限の募集もよく見ます。

どちらが自分の肌に合っているかを見極めよう

今回はタイのバンコクとベトナムのホーチミン・ハノイで働く場合の各項目を比較検討してみました。端的にいうと、タイで働くと日本で働いているのと大して変わりません。ベトナムはまだ成長真っ最中の国。企業の福利厚生なども未熟なところがありますが、自分がボスになってベトナム人を率いることができる楽しさがあります。さあ、貴方はタイ派?それともベトナム派?

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